健康と食品の解説
医者により廃人にされた腎不全患者:ChatGPの健康情報
2023/04/15
先々回となる2016年11月の米国大統領選で世界規模で話題となったロシア発の
フェイスブックによる偽情報の拡散。
選挙の結果に重要な影響を与えたといわれます。
時代を反映した事件ですが、当時は日本でもスマホ、パソコンに大量の偽造健康情報が
拡散している事件が摘発されました。

DeNAの経営する横浜スタジアム
DeNAのWELQに端を発した盗用健康情報や偽造健康情報の発覚は、サイバーエージェント、リクルートHD、ヤフー、KDDIが、同様な健康情報サイトをクローズする拡がりとなり、大量の偽造、盗用健康情報がネットに溢れていたことを国民が知るところとなりました。
政界、医学界にはよくあることでしょうが、健康産業界に偽造、盗用健康情報が
流布されるとは先進国では類例を見ない、おかしな事件ですが、背景には
省庁、大企業、学者、研究者などの権威を盲信する日本独特の土壌があります。
マスメディアのコンテンツ、有名人の推奨などに何の疑義も持たない純粋な国民性も
企業の不正が蔓延(はびこる)原因でしょう。



1.双方向AIと一方向AI(Two way & One Way) ChatGPTの健康情報
2.公平で信頼できる健康情報と危険な健康情報
3.医者により廃人にされた腎不全患者
4.逃げの定番「日本人の食生活は欧米とは異なります」
5.日本初のCoQ10サプリメントが販売中止された理由


 

1.双方向AIと一方向AI(Two way & One Way)

近年の情報操作を目論む者の偽情報戦略はSNSやAIの浸透とともに、Discord(ディスコード)や*ChatGPTを通じて市民レベルにまで拡大する危険性があります。

健康情報に関しては「一方向AI」で多様な偽情報が流されていますが、ChatGPT利用の場合でも、AI情報収集後の段階で改ざん、あたかも真実かのように編集されて回答される危惧があります。

*Chat Generative Pre-trained Transformer

我が国のITはハード面では世界的レベルであっても、ソフト面で発展から取り残されていますから、大多数の国民には進化した様々な「一方向AI」の偽情報に踊らされる危険を回避する能力がありません。

真偽を見分けるには英語力、高度な理解力(リテラシー)が必要です。

国民が偽情報に侵されないために、国家がやるべきことはAIによる偽情報や不正使用、詐欺などを「とびぬけた重罪」とする法律を作ること。

送られる情報内容を制限付きにすることは不可能に近いですから関連法の整備が出来るまでは、様子見すべきでしょう。
欧米で懸念されていることは国家や企業の機密漏洩。すでに2023年4月に米国の19才の州兵がチャット仲間と楽しんでいた「双方向AI」のDiscord(ディスコード:ChatGPTの前駆体といわれる)で、自身の存在感を示すために、担当する職務で知り得た国家機密を漏洩。極秘の希少テーマでしたから、友人らがSNSで拡散。大騒ぎとなり、発信者の州兵が刑事事件として逮捕される事態となっています。

 

2.公平で信頼できる健康情報と危険な健康情報

AI機器やChatGPTを含めたマスメディアにあふれる一方的な劇場型商法を信じての誤った
食生活が永続する危険度は計り知れません。
最も気を付けるべき宣伝文言(コピー)は
「重要成分の体内生成が加齢により減少しています」
「食事からでは必要量の摂食が不可能ですがxxxは
レモン50個分、鰯xxx匹分、マグロの切り身xxxg、ワイン50杯分の摂食ができます」
「体感度が他とは違います」
「日本人の食生活は欧米とは異なりますからxxxは食べても安全です」
このような記述がある宣伝や解説は長期的な安全性に疑義を持つべきでしょう。

サプリメントによる補助に食生活とかけ離れた大量補充は危険なだけです。
死亡事故の実例は数多くあります。
また体が怠け者になる自己免疫力の低下はサプリメントによることが少なくありません。
https://nogibota.com/archives/1748 
https://nogibota.com/archives/2327
https://nogibota.com/archives/224

健康情報が溢れている中で米国政府情報は公平で、信頼できますが、民主党政権とビッグファーマが緊密な関係であることは心すべきでしょう。

 

3.医者により廃人にされた腎不全患者

悪質な商法の顕著な実例は自己治癒力が機能しなくなるのを承知で患者を廃人にした「歌う医者」事件が有名。
腎不全の患者紹介で「歌う医者(ギター伴奏で歌うのが趣味)」と通称された医師が病院などと語らって劇場型の不正事件を起こしたケース。
腎不全初期に必要なアドバイスもせずに、医院、病院の売上目標が1か月40万円になるように患者の透析回数を不必要に増やし自己治癒力を喪失させていました。
蛋白を減らしエネルギーを失わない食生活で腎不全進行を極力抑える段階にもかかわらず、結局は重度の透析法でなければ生きていけなくなりました。
人間の体は死ぬまで自己治癒力を持っています。
加齢や疾病でそれが低下した時に補うには適量でなければなりません。
過剰な摂食が続けばせっかく保持していた自己治癒力が機能しなくなります。
体が全くの怠け者になるわけです。

しかしながら適量の決定は人それぞれですから不可能なほど困難。
安全な摂食量は最低でも100年以上の歴史を持つ食材の食生活から推定するしかありません。
また体内生成できない必須アミノ酸、必須脂肪酸なども過剰摂食に関しては安全性が保証されません。
たとえ、それの含有食材が1,000年の歴史を持ったものでもです。
肉、魚、マメ、野菜、キノコなどに多くの有害実例があります。
最も重要な配慮は有用な食材といえども同じものを食べ過ぎないことです。

 

4.逃げの定番「日本人の食生活は欧米とは異なります」

加工肉や魚の保存と発色に使用される亜硝酸ナトリウムは発がん物質として先進国では使用禁止の動きが活発ですが日本では(ごく一部の業者を除いて)無視されています。
テレビ番組では御用学者が生産会社保護の劇場型解説で「日本人は加工肉摂食が少ない」心配することはないとの解説。監督官庁まで便乗しています。
加工肉だけなら確かに欧米人より少量でしょう。
ところが亜硝酸ナトリウムはたらこ、いか、魚卵など水産加工品にも多用されています。
日本人の累積摂取量は欧米人並かそれ以上でしょう。

 

5.日本初のCoQ10サプリメントが販売中止された理由

ノギボタニカルが日本最初のCoQ10やヒアルロン酸サプリメントを売り出したのは17年前。

その後7-8年でブームとなり、なだれ込むように参入した企業が「加齢で体組織のCoQ10は半分以下に減少します」との
コピーを溢れさせたおかげで、美容などに必要以上の大量摂取する人が急増。
危険な状態となったために販売中止とせざるをえませんでした。
CoQ10やヒアルロン酸は体のあらゆる部分に存在するありふれた成分。

しかるべきビタミンやアミノ酸とともに適量の摂取をするならば効果もありますが微量で十分。
体内生成する物質の過剰摂取は「過ぎたるは及ばざるごとし」「百害あって一利なし」です。
エネルギー源となるエーティーピー(ATP:アデノシン三リン酸)とは:

CoQ10販売当時の広告

ダイエットや美肌、白肌など美容のサプリメントとED治療は過剰摂取が事故につながるケースの多い分野。
過剰摂取で様々な副作用が体に現れるようになり、死者が出ることも珍しくありません。
重篤な障害の多くは肝臓、腎臓など臓器とホルモンなどの分泌異常。
「体感度が違います」など、安全性を無視した大容量を強調するコピーがあれば要注意。

数百年を超える永い摂食の歴史を持つ成分はドイツなどが先導して推奨摂取量を提唱していますが、
対象は食材など狭い範囲に限られています。
多くは安全適正な摂取量が決められませんから、表現も断定、確定的ではありません。
「体感度が違います」のコピーは過剰摂取の危険性ばかりでなく、違法な医薬品混入の例が
数多いことにも注意しなければなりません。


 

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https://www.botanical.jp/item_view.php?item_number=28
レスベはフランス産の天然赤ブドウを原料に日本で初めて作られた
ブドウ・レスベラトロール・サプリメント.
最初のモデルの開発を始めてからすでに20年を超えました。
レスべのブドウ・レスベラトロールはイタドリ由来のものや、医薬品目的に
化学合成された合成レスベラトロールとは全く異なる物質。
天然レスベは過剰摂取が不要ですから長期間摂取の安全性や慢性炎症を抑制する効能は
ブドウを食するのと同じです
ニューモデルは天然の赤ブドウが持つトランス型ブドウポリフェノールのスチルベノイドと
プテロスチルベン、ケルセチン、CoQ10、ナイアシンを配合し、
天然ブドウ同様の卓越した抗酸化能力を保持しています.
世界でホットな話題となっている、最も先端的な健康長寿のコンビネーションです.


朝のすこやかな目覚めは病気知らずの健康のもと。「目覚めすっきりアサイーナ」
発売15周年記念のレスベが値下げ.
親戚といえるアサイーもリニューアルし実質的な大幅値下げ.
2ヶ月分が会員価格で1899円(税込).
大型のカプセルを使用し1カプセルで500㎎のアサイーとなりました.
「ブドウ・レスベラトロールが関わる窒素合成と
サイクリックジーエムピー(GMP)の産生」
http://www.botanical.jp/library_view.php?library_num=66
エネルギー源となるエーティーピー(ATP:アデノシン三リン酸)とは
http://www.botanical.jp/library_view.php?library_num=147
「バルクワインの重金属汚染と無添加ワインのからくり」
http://www.botanical.jp/library_view.php?library_num=448
「ヒジキなどの食品ヒ素に肺がんリスク:国立がん研究センター」
ヒジキは必ずしも健康食品ではありません
http://www.botanical.jp/library_view.php?library_num=123


https://www.botanical.jp/item_view.php?item_number=36

https://www.botanical.jp/item_view.php?item_number=1011

歴史が浅いバイアグラは化学合成物質ですから長期間服用の安全性は不明ですが、
その機能は窒素合成阻害酵素の阻害機能。
シトルリンが窒素合成の素材として機能し、レスべが窒素合成酵素を作り出す
機能と切り口は異なりますが、中枢神経を興奮させる媚薬、催淫剤と
一線を引く点では同じです。
バイアグラ、マカや朝鮮ニンジンなど植物のアルカロイドを催淫剤として過剰摂取となる方が増え
前立腺がん、機能不全(ED)、腎不全などの原因を疑われています。
シトルリンはレスベと相乗させれば少量で十分ですから過剰摂取を控えましょう。
ブドウ・レスベラトロールが関わる窒素合成とサイクリック・ジーエムピー(GMP)の産生


シトルリンとレスべの超お買い得セット.
もちろん個別でもお買い求めいただけます.


「ブドウ・レスベラトロールは体細胞内でガン阻害物質に変化する」
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レスヴィーヌ・ルージュ:ギリシャ時代から愛用されてきたブドウ古樹の葉.
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「サメの肝油とスクアレン/スクワレン(Squalene)とは」

サメの肝油が含有する成分の強力な免疫力強化作用は、食品の中では最大とも言われており
1900年代より、その秘密を解明する研究が続けられた結果、免疫に不可欠な白血球の増加に働く
アルコキシグリセロール(alkoxyglycerols)を発見しました。
30粒から40粒に増量となりました
リッチスクワレンは汚染の進む太平洋産原料を避け、
希少なオセアニア近海産原料で安全性を確保しています.
 

 
 
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