世界の健康と食の安全ニュース
「健康に良いはずが、真逆に働く不健康食品」(2)
 ミルクチョコレートの植物性油脂と異性化糖
2019/03/05


1. 緊急性を要する安全食品、食材との取り組み
2. お客様と交換する地域の安全食品情報(仮題)
3. チョコレートは健康食品か
4. (お客様の声)バレンタインデー月間の輸入チョコレートに異性化糖
5. 異性化糖が使用される理由
6. 異性化糖を避けたい理由はAGE(終末糖化産物)の回避
7. 植物性油脂使用チョコレートも避けるべきでしょう。

8. 米仏家庭のチョコレート・ライフ


1. 緊急性を要する安全食品、食材との取り組み
食の安全性は誰もが望んでいるわけでは無いといわれます。
理由は様々でしょうが、20年~30年間発症しないなら、安全な食品として摂食することに
抵抗感が無い人々は少数派でありません。
それはそれで個人の「生き方」ですから否定はしませんが
新しい生命には「意思」がありません。
少なくとも生まれた時は長寿を達成出来るだけの健康な体を与えるのが大人の責務。
子供を親の所有物のように考えている層には馬耳東風でしょうが
われわれは食の安全性議論を続けます

2. お客様と交換する地域の安全食品情報(仮題)
ノギボタニカルでは安全な加工食品を提供する地域の会社、お店の情報を
新たに作るお客様の情報提供ページを通じてお客様同士が情報を共有してもらう企画を
進めています。
まだページは完成していませんが、すでに幾つもの情報が寄せられていますので、
今週はロハスケのページを借りて輸入チョコレートの人工甘味料に関する
メールをいただいたお客様の感想をご紹介します。
先週の酸化した鯖缶詰に続いて「健康に良いはずが、真逆に働く不健康食品」として
採り上げました。

3. チョコレートは健康食品か
 チョコレートのカカオは豊富なポリフェノール含有量により健康食品と考えられていました。
ところが欧米を中心とした先進各国で「菓子類の王様」の地位が不動になるにつれ、
飽和した製造業者により商品の差別化競争が過熱。
様々な製造方法が出現し、種類が増えるとともに廉価品には安全性が確認できない
素材、添加物などが使用されるようになりました。
ある調査によれば日本は認可済み添加物総数の3分の1を占める
化学合成食品添加物数が先進国中で最大の350種類以上。
これはイギリスの15倍、フランスの10倍、アメリカの3倍です。
日本ではほとんどのミルクチョコレートが牛乳の代用品に植物性油脂を使用しています。

「内閣府が特定食品企業の「お先棒担ぎ?」
明治製菓の「脳の若さが蘇る」チョコレート騒動」
http://www.botanical.jp/library_view.php?library_num=598
 

4. (お客様の声)
バレンタインデー月間の輸入チョコレートに異性化糖

ご紹介するお客様からのメールはチョコレートの年間総売り上げの40%前後を占めるといわれる
バレンタイン月間でもらったチョコレート。
チョコレート大国のドイツ、フランスに較べて規模が小さい日本市場ですが
バレンタインデーやクリスマスシーズンには危険と認定されたか、
まだ安全性が確認できていない素材や添加物を使用したチョコレートが街にあふれます

 広島県のJ.Mさん
「バレンタインで幾つかお菓子を頂いたのですが、なんと添加物の多いこと!!
ベルギーのチョコですら、転化糖や異性化糖が使われていて驚きました。
これは日本仕様なのでしょうか?
それとも現地でもこういった流れが起きているのでしょうか?」

ミルクチョコレートへの植物性油脂使用量が世界でも抜きんでている日本のチョコレート。
過剰摂取の危険性を訴えてきたノギボタニカルですが、これまでは解決方法として
欧米からの輸入チョコレートが比較的安全と、ご推薦してきました。
ところが今回のご指摘でベルギー産のチョコレートに「異性化糖」が入っていたとのご指摘。
ポリフェノール豊富なチョコレートですが「健康に良いはずが、真逆に働く不健康食品」の
可能性は植物性油脂だけではありませんでした。

5. 異性化糖が使用される理由
J.Mさんがバレンタインデーにプレゼントされたチョコレートはパッケージをすでに失っており
ブランドは不明ですが、編集部が取材(神奈川県)で入手したチョコレートは
ベルギー製の「ガヴァルニー:Gavarny」。
準チョコレートに分類されている商品です。


この表示のボリータス・チョコレートではありませんが、果実、ナッツなど
様々な具材(フィリング)をチョコレートでコートして
一口サイズになっている(プラリ-ヌ)
「ガヴァルニー・プラリネアソート」もファクトシート内容はほぼ同じ.
異性化糖を使用しています.
ドイツ、フランスなどでもチョコレートペーストやプラリーヌなどには
異性化糖使用商品が販売されるケースがありますが、まろやかな甘味が
目的ではなく低価格商品製造が最大の目的でしょう.


この商品は糖尿病対策やダイエットなど低糖をねらった特殊目的はなさそうで、
首都圏でコーヒーを中心に輸入食品を安売りしているチェーン店で売られていました。
ローソンで売られるエリスリトール使用チョコ菓子や明治チョコレートのオリゴ糖のように確信的に
砂糖の代替品を使用しているとは思えず、バレンタインの低価格市場向けに輸入されたようです。

もちろん「ガヴァルニー」は通常期もトリフなどが販売されているブランドですが、
バレンタインデーの14日以降は廉価版仕様の1,800円くらいの「ガヴァルニープラリネアソート」が
半値セールの対象となっていました。
この季節に大量に輸入されたのでしょう。

6. 異性化糖を避けたい理由はAGE(終末糖化産物)の回避
日本のコカ・コーラはダイエットコーラばかりでなくレギュラー仕様も
いまだに異性化糖が主役ですが、異性化糖を使用していた米仏のコカ・コーラが
砂糖に変更されたのは理由があります。
腎臓、糖尿病を悪化させるだろうとの研究や、タンパク質の糖化反応による
AGE(終末糖化産物)産生が認知されるようになったからです。
「腎疾患と老化を促進するAGE(終末糖化産物)と異性化糖」
http://www.botanical.jp/library_view.php?library_num=522

(上記記事より抜粋)
AGEと異性化糖によるタンパク質の糖化反応(glycation)

人為的に作られた合成果糖の最大の欠点はタンパク質の糖化反応。
天然の糖分と異なり拮抗成分がありませんから、ブドウ糖をはるかに超えた
大量のAGE(終末糖化産物:Advanced Glycation End Products)
が産生されるといわれます。
異性化糖や人工甘味料はその他の疑義も指摘されており、先進諸国では
危険合成添加物として敬遠されていますが、日本市場では砂糖(ショ糖)の
代わりに清涼飲料水、ドリンク剤や加工食品に使用することが違法ではなく、
トクホ認定の健康飲料まであります。

7. 植物性油脂使用チョコレートも避けるべきでしょう。
日本はチョコレート後進国ですから個人当たりの消費量は年間2キロ程度といわれ、
欧米に較べれば、それほどの量ではありません。
ところが、近年の日本ではチョコレートが和菓子、洋菓子、お煎餅、スナック菓子を抑えて
お菓子界のチャンピオン。
頭一つも二つもリードしています。
だからこそカカオの苦さをまろやかにするミルクが植物性油脂に代替されるトレンドは
見過ごせない健康生活の敵。
植物性脂肪酸は5割を超えるとも言われる多様な加工食品に使用されており、
多くの国で過剰摂取が社会問題化しています。
「加工食品産業に深く侵入し続けているトランス脂肪酸:
ハーバード大学公衆衛生大学院(スクール)」
http://www.botanical.jp/library_view.php?library_num=165

工場生産加工食品に加え、国民的人気のあるカツレツ、てんぷらにチョコレートの植物性油脂が
加算されると、先進国の個人当たり摂取量で、日本はおそらく世界一の「油脂まみれ国」になるでしょう。
「加工食品に表示される「植物性食用油」「植物性油脂」とは」
http://www.botanical.jp/library_view.php?library_num=181

8. 米仏家庭のチョコレート・ライフ
広島県のJ.Mさんからいただいた「お客様の声」の直後にネットワークの協力で
米仏の一般的家庭情報を送ってもらいました。
家庭に常備されていたチョコレートに異性化糖、植物性油脂を使用した
チョコレートが各一つありました。
ただし「お客様の声」が懸念する異性化糖、植物性油脂の使用はレギュラーな商品に
波及しているトレンドではなく、輸出用、ディスカウントショップ用の廉価版が主と思われます。
欧米チョコレート業界の伝統は守られていると確信しましたが、ブランドで選ばずに商品毎に
表示を見て選ぶ必要があるでしょう.
ファクトシートから得られた情報は下記の通り.

フランスで売られている「リンツ」の廉価版チョコレートは植物性油脂を
使用していました。
保守的なはずの欧州チョコレート業界ですから欧州を席巻する
ディスカウントショップ向けの商品なのかもしれませんが
「リンツ‼!お前もか」といわれているでしょう.
一つの救いは使用している植物性油脂は飽和脂肪酸.
トランス脂肪酸や酸化脂質の心配はありません。
(ただしパームオイルは発がん性を持つ化学物質が懸念されています)
ナント(フランス)(取材:2019年2月下旬)
matiere grasse vegetale:植物性油脂
coprah:パーム油
karite:シアの木から採れる脂(シアバター)


EUを中心に世界的に店舗展開するドイツ系ディススカウントスーパーの
リドル(Lidl Stiftung & Co. KG)ナント(フランス)店で安売りされていた
サクランボ(la cerise)のリキュールボンボン.
食品表示は言語が多様で小さい文字.写真がぼけていますが、
たっぷりとグルコース・フルクトース・シロップを使用しています。
たまたま試し買いをしただけのリドルのプライベート・ブランド.
「安物は危険」の見本的実例.
美味しくはなかったそうです.(取材:2019年2月下旬)




このチョコレートはローザンヌ(スイス)のオリンピック博物館の
お土産。
カカオマス、カカオバター、砂糖、粉乳、大豆レシチンのみ.
高級なチョコレートはシンプルな原料で作られる見本的商品.
パリ(フランス)(取材:2019年2月下旬)



有機ブラックチョコレート ナント(フランス)
有機を謳うだけに原料はシンプルです.
(取材:2019年2月下旬)
tournesol:ひまわり(sunflower)
pâte de cacao:カカオ・マス
coque:殻




テキサスの高校が父兄などからの一寸した寄付へのお礼に
使用しているチョコレート
クリスプ米を充填(フィリング)しています.
ヒューストン(テキサス州)(取材:2019年2月下旬)



ヒューストンで売られているネッスル・イタリア社製チョコレート
カカオマスからのカカオバター生成がアルカリ法であることまで表示しています。
アルカリは酸性を中和してまろやかにしますが、好き嫌いがあるからでしょう.
詳細な情報開示は加工食品の王道です.
レシチンはひまわり油(取材:2019年2月下旬)




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https://www.botanical.jp/item_view.php?item_number=28
レスベはフランス産の天然赤ブドウを原料に日本で初めて作られた
ブドウ・レスベラトロール・サプリメント.
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「ブドウ・レスベラトロールが関わる窒素合成と
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http://www.botanical.jp/library_view.php?library_num=66
エネルギー源となるエーティーピー(ATP:アデノシン三リン酸)とは
http://www.botanical.jp/library_view.php?library_num=147
「バルクワインの重金属汚染と無添加ワインのからくり」
http://www.botanical.jp/library_view.php?library_num=448
「ヒジキなどの食品ヒ素に肺がんリスク:国立がん研究センター」
ヒジキは必ずしも健康食品ではありません
http://www.botanical.jp/library_view.php?library_num=123


https://www.botanical.jp/item_view.php?item_number=36

https://www.botanical.jp/item_view.php?item_number=1011

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「ブドウ・レスベラトロールは体細胞内でガン阻害物質に変化する」
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1900年代より、その秘密を解明する研究が続けられた結果、免疫に不可欠な白血球の増加に働く
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