世界を魅了する食材
南米チリの食文化:朝締め仔羊が最高のごちそう
2015/01/30

  タルカの紋章(ブラゾン)
湘南料理人のサルバトーレ松波さんから今月(2015年1月)初めに
サンチャゴ(南米チリ:República de Chile)に出張した時のレポートが届きました。
サルバトーレ松波さんは転勤で在ヒューストン(米国テキサス州).
仕事は北米中心に中米、南米が守備範囲.

「一段落した週末に気の合う若手社員が、彼の実家に招待してくれました。
実家はサンチャゴから250キロほど離れたタルカ(Talca:タルカ県:マウレ州)で
牧場を経営.
緑豊かな田園の中で飛び切りのおもてなしを受けました。」

「歓迎の宴で驚いたのは主菜が朝締仔羊の丸焼き。
相模湾沿岸で入手できる活魚で「魚の活造り」には親しんでいましたが、
「羊の朝獲れバーべキュー」は初体験。
ハウスの周りにも放牧されて、朝方にはのどかに草を食べていた羊が
午後には丸焼きになるのですから驚き。
欧米人には生簀(いけす)からの「魚の活造り」が残酷に映るようですが、
哺乳類ならば抵抗が無いのでしょう。。
食文化の大きな違いにショックをうけましたが、やはり獲りたてはいやな臭いもなく
美味、美味。堪能しました。
狩猟民族の欧米人や大陸の遊牧民などにとって羊、ヤギ、豚、牛などを
殺して直ちに食することは日常的なのかもしれませんが、
日本で哺乳類の締めたてを食することが出来るのは島嶼部や狩猟家などごく少数。
都会ではチャンスがほとんどありません。
貴重な体験でした。」

「ユーラシア大陸では石窯、泥窯(タンドール窯など)で焼くことが多いそうですが、此処では
豪快なバーベキュー、炭火焼でした。」

「南半球のチリは初夏.
ワイナリ―に囲まれた牧場での宴はアウトドア―の木陰.
木漏れ日の美しさが印象的でした.
カントリーサイドの心豊かなスローライフに感じ入った1日でした.」

「ブドウは南北に細長く伸びる国土(直線で4,000キロを超えるといわれます)
の各地で栽培されていますが、招かれたタルカの牧場は
有名ワイン産地の一つマウレバレー(Maule Valley)の中心地に立地して
いました」
*日本の南北は北海道北端から九州南端を直線で結んで約3,000キロくらい.

(写真下)
日本では山羊、羊は子供の愛玩動物.
伝統鯨食文化に干渉する欧米人



チリは人口が1,700万人強の小さな国。
白人が9割以上を占め、国民思想は共産主義、社会主義が特徴的です。
南北に伸びるアンデス山脈と太平洋に挟まれた細い国土.
南北は直線で4,000キロ近くあるようですが、東西の幅は150キロくらい平均。
北部の砂漠地帯(アタカマ)などペルー、ボリビアに接した地域は
鉱物資源が豊富な地域ですが1800年代の戦争により両国より獲得しています。
内乱の多い国で、国家予算が小規模な割には軍事費が巨額。
1945年に終戦した太平洋戦争の末期(終戦数か月前)にソ連同様、勝馬乗りの
対日宣戦布告をしています。
現在は貿易協定なども広く結んでおり、国際的な存在感があります。
銅、銀、硝石、鉄鉱石などの鉱物資源やトラウトサーモン、銀鮭などの
海洋養殖産業が有名ですが、近年は高品質でコストパフォーマンスに優れた
美味しい赤ワインが大量に日本に輸入されています。

(JAICA資料より)

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