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塩分が寿命短縮を加速させる青少年の肥満体:ジョージア・リージェント大学
2014/03/23
4月に米国ジョージア州で開催されるゴルフ界最大の祭典マスターズ・ゴルフ。
そのゴルフ場(Augusta National)にごく近い場所オーガスタ(Augusta)に医学研究で名高い
ジョージア・リージェント大学(Georgia Regents University)があります。
リージェント大学医学部はこれまでにも多くの有用な研究を生み出してきましたが、
「肥満と塩分と寿命」の相関について小児科(Pediatrics at Medical College )の
中国人女性研究者(Haidong Zhu博士)らが学会で新鮮な切り口の報告をして話題となりました。
青少年の肥満急増は米国の大きな社会問題。
2012年には大統領夫人が解決に乗り出すほど深刻化しています。
「幼児肥満急増 :米国大統領夫人が公共所有地で家庭菜園キャンペーン」

朱(Haidong Zhu)博士は西安の医科大学を1986年に卒業。
北京やロンドン大学(St. George's Hospital Medical School, Univ of London)で
分子生物学、生物化学(Molecular Biology 、Biochemistry)をマスター。
現在はリージェント大学で助教授を務めている中堅、気鋭の研究者。
 
「肥満や体重過多ならば塩分摂取量を減らすことにより、
心臓病悪化に重要な役割を果たす細胞老化をスローダウンさせる」

「Lowering sodium intake, especially if you are overweight or obese,
may slow down the cellular aging process that plays an important role
in the development of heart disease」
 
このテーマの研究が発表されたのはサンフランシスコで
先週(2014年3月18日から21日)開催された米国心臓協会(American Heart Association)の
専門部会(EPI/NPAM Scientific Sessions)。
*「Epidemiology and Prevention (EPI) / Nutrition, Physical Activity and
Metabolism (NPAM);疫学、予防医学/栄養学、代謝と運動学」

14才から18才のティーン800人を塩分摂取量に応じて二つにグループ分け。
高摂取量グループは1日当たり4.1g以上。
低摂取量グループは1日当たり2.4g以下。
双方とも参加者は心臓協会が推奨している1日当たり1.5gを大幅に超えています。
 
この研究は各グループ参加者のテロメアを計測することで寿命を予測しました。
これまでの研究で染色体の末端につながるひも状のテロメア(telomeres) が
加齢とともに徐々に切断されて、最後は細胞死にいたることが知られています。
個々人により細胞老化のスピード(寿命)が大きく異なる原因は様々ですが、
一般的には肥満、運動不足、食べ過ぎがあげられます。

「ノーベル医学生理学賞(2009年)を受賞したテロメラーゼの発見:
テロメラーゼはレスベラトロール研究の土台」

この研究では肥満度が高いティーンほどテロメア短縮のスピードが高かったといわれます。
塩分の過剰摂取が高血圧や心臓病のリスクファクターであることは良く知られていますが
心臓に与える影響の作用機序詳細はいまだに完全理解できていません。
肥満に伴う心臓病や様々な疾病のリスクを減らしたいならば減量より塩分を減らすことが
手っ取り早い
」と博士は語ります。
まだ分子学的解明には至っていないようですが
朱博士らは細胞の老化と塩分摂取量の疫学的相関を見つけているようですので、
これから大いに注視していきたい研究です。

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