最近になり分かってきたのは、消化吸収が妨げられるのは機能性成分(phytochemical)の
未熟な摂取法ばかりでなく、「栄養成分の吸収には腸の微生物バランスが関与する」ことです。
適切、優良な食材であっても食事メニューが体内に吸収されなければ食生活で「血となり肉となる」
「万病を排斥する抵抗力増強」などを得ることが難しくなります
市場片隅のごく小さなスペースで花野菜世界チャンピオンブロッコリーやコールラビを
売る生産者.(ニャチャン:ベトナム)

上は欧米で人気のあるコールラビ(Kohlrabi:Brassica oleracea var. gongylodes)
ブロッコリーの兄弟です.
6. 認知症が世界一多い日本で、特に広めたい花食
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日本にはシトルリン豊富な冬瓜(とうがん)のシーズンが到来しています。
ホタテ(缶詰で十分)のスープに旬の小菊の花をマッチさせれば美味しいスープが楽しめます。
日本は世界的にも豊富な種類の野菜が安価で売られていますが、
食用花はすみれ類、菊類を料理の飾りにする程度。
花食は「ブロッコリー蕾み」「小菊」が主役ですが、小菊は料飲店の装飾需要が多く、
量を摂食しなければ健康増進に寄与しません。
花を相当量食することは最も多くの機能性成分(phytochemical)を摂取できる
格別な健康食なのです。
まだまだ消費を伸ばす余地は十分あります。ご紹介を続けている
花食先進国の旧インドシナ3国を参考にして日本でもさらに広めたいものです。
青森のアカシア、茨城のキンセンカなど紹介したいローカルな花野菜はいろいろありますが、
首都圏では食用ハーブの花野菜が売られるようになりました。(写真下右:ルッコラの花野菜)
写真上の菊(通称:モッテノホカ、小菊)は古くから山形県で広く栽培されています
(交雑種のために学名はChrysanthemum ×morifoliumと表示されることもありますが定かではありません)
山形では大豆と合わせた薄い酸味の「お浸し」が多いようですが、
スープにもマッチして良い香りを放ちます。
小菊の旬は秋から冬のはじめにかけてですが、現在は品種改良が進み、
さまざまな品種があるため5月から翌年1月まで収穫しています。
山形県と並び、伝統がある新潟県、静岡県浜松市で栽培されている小菊は首都圏。
奈良県平群町産は近畿圏、西日本一帯で広く売られていますから、
都市部での入手はそれ程困難ではないと思います。
古い伝統を持つ山形県の「もってのほか」は、10月下旬から11月上旬ごろが収穫時期となります。
黄色い小菊が出回る9月9日は男の子の無事成長を祈願する「菊の節句」と呼称される
「重陽(ちょうよう)の節句」。黄色の小菊で祝う日です。
晩春にアブラナ類などの葉野菜に花が咲くと葉や茎などが固くなると敬遠する方も
いらっしゃいますが、それはチャンスなのです。
オクラのように食用花栽培に特化した栽培をする農家もあります。
また諸外国のように南瓜(かぼちゃ)の雄花だけを食するという選択肢もあります。
7. 高齢者、子供にも優しい寄せ鍋は機能性成分(phytochemical)ロスが最小
ポリフェノール類が豊富な花野菜の調理法は高齢者、子供にも優しい寄せ鍋がベスト。
食材の栄養分が失われません。
花菜の調理法はベトナムのカインチュアがお薦め、写真の花はスカッシュ

オクラの花を主菜として中国伝来の「火鍋子:ホーコーズ)で食べるホーチミンのカジュアル食堂。
8. 旧仏領インドシナ各国の花食文化を支える素材
植物の機能性成分(phytochemical)が最も多い花と蕾
植物の花、蕾、果実は不思議な健康力を発信します。
その成長歴の全てが凝縮されているからなのでしょう。
タンパク質の消化吸収に主役を果たし、かつ、ストレスに襲われる脳視神経を救済します。
アブラナ属のブロッコリー(Broccoli:Brassica oleracea var Italica)はつぼみの塊です
初版:2023/10/12