2. アデノシン一リン酸(AMP)とアデノシン二リン酸(ADP)
アデノシンにリン酸が結合したものには、アデノシン一リン酸(AMP:adenosine monophosphate)と
アデノシン二リン酸(ADP:adenosine diphosphate)もあります。
アデノシン二リン酸はアデノシン三リン酸(ATP:adenosine triphosphate) から
リン酸を外しても作られますが、
アデノシン二リン酸をベースに、もう一つのリン酸を加えてアデノシン三リン酸(ATP)を
合成することもできます。
これがエネルギーがいろいろな経路でつくり続けられる仕組みです。
3. ATP(アデノシン三リン酸)を作り出す前駆体
ATP(アデノシン三リン酸)を作り出す前駆体の電子伝達系たんぱく質には
いくつかのたんぱく質複合体があります。(下記のエネルギー生成図を参照してください)
ⅠとよばれるNADH-CoQレダクターゼ
Ⅱとよばれるシトクロームb
ⅢとよばれるCoQシトクロムcレダクターゼ
Ⅳとよばれるシトクロムcオキシターゼ
4. ATP(アデノシン三リン酸)の最大原資はブドウ糖
エネルギー源となるATP(アデノシン三リン酸)を作り出す最大の原資は
炭水化物が分解されたグルコース(ブドウ糖)。
グルコース(ブドウ糖)は分解されてピルビン酸となり、アセチルCoAをへてコハク酸となって
クエン酸回路(ATP回路)に入ります。
ピルビン酸は酸素なしに二分子のATPを作り出しますが、さらにたくさんのATPをつくるためには
アセチルCoAに変化するのが理想ですが、それには酸素も必要です。
代謝促進に有酸素運動が奨励される理由の一つです.
※(最終的にミトコンドリア内膜に蓄えられた電子が十分であればグルコース一分子から
ATP38個を生成)
ピルビン酸に酸素が不足していると乳酸エタノールがつくられて、筋肉疲労の元となります。
栄養素は酵素による変換段階を経るほどエネルギー生産効率が高くなりますが、
橋渡しする物質なくしては、どの原資もがすべての段階を経由できるとは限りません。
ATP(アデノシン三リン酸)生産のハイライトが三経路の内の電子伝達ですが、
その電子のメッセンジャーといわれるのがCoQ10(ユビキノン:補酵素Q10)。
5. 細胞内小器官のミトコンドリア内におけるATP生産

6. コエンザイムQ10(Coenzyme Q10)の役割
天然のコエンザイムQ10はこのようにエネルギー生産に深く関連しています。
生命活動の源であるエネルギーに関連して、細胞を活性化し、大エネルギーが
必要な細胞で構成される心臓、血管のスムースな働きに関与します。
天然のコエンザイムQは酵母から高等生物まで広く存在します。
天然のコエンザイムQには判明しているだけでCoQ6から10の各種が存在します。
細胞内小器官ミトコンドリアの呼吸鎖はキノンと呼ばれますが、これに
イソプレノイド鎖* (isoprenoid)が結合しているのがCoQであり、その鎖の数で
6-10の呼び名をつけています。
*イソプレノイド (isoprenoid)はイソプレンを構成単位とする炭化水素で
テルペノイド (terpenoid)と同義の天然有機化合物の総称。
天然ゴムなどを合成します。
「アロマと健康を創るテルペノイド類:
性ホルモン、ステロイドを合成するトリテルぺン」
http://www.botanical.jp/library_view.php?library_num=180
天然のコエンザイムQ10の役割は電子を配達するメッセンジャー。
人の細胞や組織にはひろく存在し、ビタミンQともいわれるビタミン様物質。
天然のコエンザイムQ10は経年によって体内生成が減少していくといわれていますが、
必要量も減少しています。
体内では必要量が毎日生成されていますから合成酵素の必要以上の摂食は
体内生成能力が衰えるようになり、逆効果というより危険です。
またCoQ10(コキューテン)はそれのみでは能力を発揮できません。
ビタミンB群、アミノ酸などとの協働があって初めて機能するようになりますが、
体内生成能力を高める努力をすることと、食品からの自然な摂取が一番です。
ノギボタニカルは2000年に日本で初めて
補酵素のCoQ10(Coenzyme Q10:コキューテン)サプリメントを
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初版:2003年01月28日.
改訂版:2008年5月
改訂版:2015年10月
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http://www.botanical.jp/library_view.php?library_num=66エネルギー源となるエーティーピー(ATP:アデノシン三リン酸)とは
http://www.botanical.jp/library_view.php?library_num=147「バルクワインの重金属汚染と無添加ワインのからくり」
http://www.botanical.jp/library_view.php?library_num=448「ヒジキなどの食品ヒ素に肺がんリスク:国立がん研究センター」
ヒジキは必ずしも健康食品ではありません
http://www.botanical.jp/library_view.php?library_num=123
https://www.botanical.jp/item_view.php?item_number=36
https://www.botanical.jp/item_view.php?item_number=1011歴史が浅いバイアグラは化学合成物質ですから長期間服用の安全性は不明ですが、
その機能は窒素合成阻害酵素の阻害機能。
シトルリンが窒素合成の素材として機能し、レスべが窒素合成酵素を作り出す
機能と切り口は異なりますが、中枢神経を興奮させる媚薬、催淫剤と
一線を引く点では同じです。
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